CS42L55は、卓越したオーディオ・パフォーマンスを提供する高度に集積された24ビット超低消費電力のステレオ・コーデックです。ADCおよびDACには、低電力のポータブルシステム・アプリケーションに適した数多くの機能があります。CS42L55は、シーラス・ロジックが特許を出願中のバイモーダル型クラスHヘッドフォン・アンプが内蔵されています。このアンプは、統合された降圧/反転チャージ・ポンプの高い効率性とクラスABアンプの低EMIの直線性を併せ持ちます。同アンプは、低電圧時でも大きな信号出力レベルを可能とするグラウンド・センター出力を提供するため、外付けのDCブロッキング・コンデンサは不要です。
アナログ入力パスは、様々な機能に対して独立チャネル制御機能を可能にします。プログラマブル・ゲイン・アンプ(PGA)は、ゼロクロス変化機能付きアナログ増幅器です。ADCパスには、ソフトランプ機能を持つデジタル・ボリューム・アッテネータ機能を提供します。プログラマブルALCとノイズ・ゲートにより、入力シグナルがモニタされ、ボリュームレベルを適切に調節します。また、アナログ・パススルー機能により、ADCとDACを通過させること無く、ヘッドフォン・アンプおよびライン・アンプへの低ノイズ・低消費電力のアナログイン・アナログアウト・パスを提供します。
DAC出力パスは、機能が固定されたデジタル・シグナル処理エンジンを含みます。トーン・コントロールを使って、バスとトレブルを4種類の選択可能なコーナー周波数で調節できます。デジタル・ミキサーは、マスターのボリューム・コントロールに加えて、ADC出力とPCM入力の両方のシグナル・パスに個別のボリューム・コントロールが可能です。アナログ・コントロールをゼロ・クロス動作に設定したままで、デジタル・ボリューム・コントロールをソフト・ランプ変化型に変更することができます。また、DACパスは、デエンファシスやリミット機能のほか、フル2オクターブの範囲内でトーンを選択できるビープ生成器を内蔵しています。
これらの機能を備えるCS42L55は、最小限のスペースと極端な低消費電力を必要とするポータブル・アプリケーションには理想的なソリューションです。
CS42L55は、商用(-40°C~+85°C)グレードで36ピンのQFNパッケージで提供されます。また、デバイスの評価や実装の参考のために、CDB42L55評価用ボードも提供されます。
| Part | Resolution (bits) | Dynamic Range (dB) | THD+N (dB) | Sample Rate (kHz) | Analog I/O | Power Supply (V) | Comments | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CS42L55 | 24 | 95 ADC; 99 DAC |
-87 ADC; -86 DAC |
48 | Pseudo-differential | VA/VD = 1.65 to 2.71; VCP = 1.65 to 2.71; VL = 1.65 to 3.47 |
CODEC, Class-H HP amp, 2:1 mux, PGA | 36 QFN |