Crystal (R)オーディオDSPチップ「CS49300」を開発/DVDプレイヤ市場向けに業界初のMLPソリューションを提供

MLP、Dolby Digital、DTS、MPEGの全規格に同一チップで対応した業界唯一のソリューションによりスタジオ品質のオーディオを実現

1999年5月18日

シーラス・ロジック(本社:米国カリフォルニア州フリーモント、社長兼CEO:デヴィッド・フレンチ)は、急成長しているDVDプレイヤー市場をターゲットに、新しいDVDオーディオ・デコーダ・チップ「CS49300」を発表した。今回発表されたCrystal(R) CS49300は、ホーム・エンタテイメントとプロフェッショナル・エンタテイメントのすべてにおいて、レコーディング・スタジオ品質並みのサウンドを実現し、ユニバーサルDVDプレーヤーによるDVDオーディオとDVDビデオで最高品質の音質再生を可能にしている。同チップは、192KHzサンプリングによる最高性能のDVDオーディオ再生に対応しており、リファレンス・グレードといえるオーディオ性能により臨場感のあるDVDオーディオの体験を一般ユ-ザ-に提供にする。

CS49300は、MLP(Meridian Lossless Packing)オーディオ圧縮規格をサポートするチップとしては業界最先端であり、また主要なDVDムービー・フォーマットのすべてを同時にサポートしている。CS49300は、DVDオーディオ・プレイヤーに要求されるMLPに対応するだけでなく、市販のDVDムービー・パッケージソフトに複数存在するオーディオ圧縮規格間の互換をとる事が出来るもので、一般ユーザーの期待に応えたマルチフォーマットのシングルチップ・ソリューションといえる。

CS49300は、MLPオーディオ・フォーマット(高品質デジタル・オーディオのロスレス・コーディング・システム)のほか、すべてののDVDムービー・オーディオ・タイプ(PCM、MPEG、Dolby Digital(R)、DTS)をサポートし、規格間の互換の問題を解消する。これによって一般ユーザーはDVDメディアのオーディオ圧縮規格に関係なくCrystal(R)搭載のDVDプレイヤーですべてのソフトのオーディオ再生が可能になる。シーラス・ロジックは、CS49300によってDVDプレイヤー市場をより一層拡大し、家庭でのスタジオ・クォリティの再生音質の実現へとDVDプレイヤー業界をリードすることになる。

CS49300は、業界をリードするCrystal(R)オーディオDSP技術に基づいて開発された。これは、デジタルTV、ブロードキャスト・セットトップ・ボックス、A/Vレシーバアンプ、急成長中のDVDプレイヤー・アプリケーションをターゲットにした新しいマルチチャネル・オーディオ・デコーダ・ファミリーの第一弾となる。Crystal(R)オーディオDSPはプログラマブル・アーキテクチャを備え、新しい規格などの登場に対応し迅速な対応を可能にしている。

プロフェッショナル品質のマルチスタンダードをサポート

現在のDVDプレイヤーは、優れたビデオ性能とユーザ・インタラクティビティの実現に向けて、専用設計されたDVD専用チップ・セットを使用して、ビデオ・クォリティを高めている。このDVD専用チップ・セットは、ビデオ早送りなどのユーザ・コントロールをサポートしているが、DVDオーディオ・クォリティの可能性を完全に引き出しているとはいえない。 さらに、これらのチップ・セットは一般的にゲート・レベルに組み込んだオーディオ・デコーダが利用されているため、マルチスタンダード・オーディオをプログラムする柔軟性を備えていない。 シーラス・ロジックのクリスタル民生オーディオ製品担当副社長 テリー・リッチーは、「DVDプレーヤーを購入する一般ユーザーは、これまでのような不充分なオーディオ性能に満足はしない。高機能な付加価値を生み出すコンポーネントであるCS49300により、どのオーディオ圧縮規格であっても当社のカスタマであるDVDプレーヤー・メーカーは最高品質のオーディオを低価格でシステムに付加できるようになる」と語っている。

高品質サウンド

高い品質を保証すべくCS49300は、CDオーディオの44.1KHz、DVDムービーの48KHz、DVD PCMの96KHzなどの各サンプル・レートより優れており、アナログ記録メディアの能力をはるかに上回っている192 KHzまでのサンプル・レートに対応し、完全24ビットの出力分解能をサポートした最先端の高品質なオーディオ再生を実現している。このチップは8つの出力チャネルにより、Dolby/THXサラウンドEX(R)やデュアル・ゾーン・ホーム・シアター・システムで必要となる5.1、6.1、7.1チャネル出力をサポートする。また、様々な一般ユーザーのスピーカ構成に合わせ、かつDolby研究所の規定しているバス・マネージャ・モードもサポートすることができる。

最高のオンチップ・メモリ搭載

CS49300は先端の0.24ミクロンのデザインルールにより他社競合品に比べ非常に大きなオンチップ・メモリを組み込むことができる。そのため外部メモリを利用せずに、必要なDTS 64-Kbyteテーブルをオンチップで搭載している。また、ROMの増大により、AC-3とDTSプログラム・ファイルをダウンロードする必要もなくなる。(8K x 24内部プログラムRAMももっており、必要に応じて別のデコーダ・プログラムまたはアップデートされたデコーダ・プログラムをダウンロードすることができる)また、追加のデータ・メモリは、DTS、AC-3、THXのために全チャネル・スピーカ・ディレイを可能にする。こうしたディレイは一般ユーザーのリスニング環境に応じたオーディオ残響特性の補正(複数スピーカからのオーディオ出力のタイミング調整)に不可欠である。

ピン互換性およびファームウェア互換性

CS49300は、省スペース型の44ピンPLCCパッケージで提供される。同パッケージは、CS49300の下位バージョンのCS492xシリーズ(4923/24/25/26/27/29)とピン互換である。また、ファームウェアは既存ファームウェアのスーパーセットである。カスタマは容易に新しい高性能プラットフォームへ移行できる。

価格設定および出荷予定

CS49300の価格は15.00米ドル(10,000個単位出荷時の単価)に設定される。現在サンプル出荷が可能で、量産出荷は1999年の第3四半期の予定。

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