1999年4月5日
シーラス・ロジック(本社:米国カリフォルニア州フリーモント、社長兼CEO:デヴィッド・フレンチ)は、業界最小のデュアル回線インタフェース・ユニット(LIU)「CS61584A」を発表した。このチップにより、通信装置メーカは、低電圧、低電力消費、ポート密度の高い次世代コンポーネントに基づいて装置の設計を行える。ポート当たりのパッケージ領域は68平方ミリメートルにすぎないため、今回発表されたCS61584Aは、クワッド・デバイスなど市場に出回っているフル機能LIUチップよりも、はるかに小さいボード・スペース(最高で45%小さい)ですむ。また、デバイス・ピン・アウト設計により、ボード・レイアウトと相互接続処理を簡素化し、他の高密度ソリューションと比較しても、LIU毎のボード・スペースをいっそう節減することに成功した。
CS61584Aのアプリケーションは、PCM(パルス符号変調)/ボイス・チャネル・バンク、 データ・チャネル・バンク/コンセントレータ、 T1/E1マルチプレクサ 、 DACS(ディジタル・アクセス・アンド・クロス・コネクト・システム)コンピュータとPBXを接続するインタフェース; SONET/SDH(同期式光ファイバ・ネットワーク/同期式ディジタル階層)マルチプレクサから構成される。
CS61584Aは小型でありながら豊富な機能を備え、高性能、柔軟性、コスト削減という条件をすべて満たすことに成功した。5V動作だけでなく3.3V動作もサポートするため、業界が低電圧デバイスへと移行するのに合わせて装置メーカにそのスムーズな移行手段を提供することができる。現在、欧州の厳格なCTR-12 and ETSI 300 011ジッタ減衰仕様に適合する唯一の3.3Vデバイスで、米国のすべての関連仕様(AT&Tの62411など)に準拠している。ジッタ減衰器のこの強化性能は、独立した送信器のトライ・ステート機能、余剰ゼロ・カウンタ、信号損失に際して1をすべて自動送信する機能など、他の高密度LIUにはない機能が充実している。
シーラス・ロジックのテレコム事業ユニットのディレクタ、キース・チェニーは、次のように語った。「当社の新しい小型LIUは、次世代テレコム装置で縮小化を続けるフットプリント用のフル機能、高密度のチップ・ソリューションを実現しようという競争へ向けた製品である。この新しいミックスド・シグナル・ソリューションにより、米国および世界各地において、テレコム・インフラストラクチャの急成長をビジネス・チャンスとして活かすための当社の基盤が確立された」
性能を最大限に引き出す機能的特長
低電圧のCS61584Aは、システム診断機能を強化し、OEMの設計/製造コストを低減する諸機能を生かしたうえ、新しいレベルのLIU密度と性能を設定する。このCS61584Aで装置を設計するテレコムOEMメーカは、次のような高付加価値機能を特長として数え上げる事ができる。
価格および出荷予定
CS61584Aは3.3Vバージョンと5Vバージョンがあり、実装形式は64ピンTQFPまたは68ピンPLCCを用意している。現在、サンプル出荷と量産出荷が可能。量産時のデバイス単価は$19.00(1000個以上購入時)を予定。