[テキサス州オースチン、2012年3月28日] – シーラス・ロジック(Nasdaq:CRUS)は、急成長を続けるLEDライト市場にデジタルLEDコントローラ製品で参入しました。この製品は、LED電球の普及に大きな壁となっている調光器互換性の問題を直接解決します。シーラス・ロジックの新デジタルTruDimテクノロジを採用したCS161Xコントローラ・ファミリーは、全世界で使用される照明装置の圧倒的多数に相当する多種多様な調光器とほぼ100%の互換性を持つことがテストにより確認されました。CS161Xは、既に大手照明機器メーカーで採用され、量産体制に入っています。シーラス・ロジックは、2012年末までに500~1000万個のLEDコントローラを出荷できると予測しています。
LED電球が、その卓越した省電力性と長寿命により、白熱電球と小型蛍光灯の後継者になると多くの人は考えています。大規模な切り替えを阻む要因には、小型蛍光灯などと比べて価格が高く、調光器との互換性が低いことが挙げられます。主にアナログ・コントローラで制御される現在のLED電球は、住宅、店舗、職場に設置されている多種多様な調光器との幅広い互換性を提供できません。調光器との互換性がないため、電球がフリッカや点滅を起こしたり、点灯や消灯ができないといった問題が起こり、これが高い頻度で返品される主な理由となっています。
シーラス・ロジックのJason Rhode会長兼CEOは、こう述べました。「数年前、シーラス・ロジックは、成長を続けるLED市場が、弊社の信号処理の専門技術を活かし、大いに意義のあるエンジニアリングの課題を解決できる分野だと気が付きました。消費者にとって現在のLED電灯を買うことは、フラストレーションがたまります。あまりに多くの電灯が、自宅でまともに使えないのですから。取り組み始めてわかったのは、調光器との互換性の問題を解決するのは途方もなく複雑な課題だということでした。そして、うれしいことに、あるLEDライトの大手メーカーが検証の末、弊社の最初のLEDコントローラを認めました。これは、そのコントローラが、世界各国で使われる様々な調光器について、弊社が入手してテストできたものに対し、ほぼ100%の互換性を提供できるからです」
市場分析を専門とするDatapoint Research社は、屋内照明用LEDライト市場が成長し、販売数が2011年の2億個から2015年までに約10億個に増えると予測しています。Datapoint Research社の上級アナリストJon Gamble氏はこう説明しました。「全世界で使われているすべての調光器とほぼ完全な互換性を持つLED電球を製造することは、メーカーが直面する最大の課題の1つです。「製造コストを競争力のある水準に保ちながら調光器の互換性の問題を解決することは、今後数年間でLED市場を消費者に広く受け入れさせるうえで鍵となります」
デジタルTruDimテクノロジ
CS161Xファミリーは、TruDimテクノロジの基盤であるTRIACインターフェース・アルゴリズム、LEDドライバ・トポロジ、およびシステム・アーキテクチャへの3年間に及ぶ投資の結果として、業界トップクラスの調光器互換性を達成しました。デジタル・インテリジェンスを備えたCS161Xコントローラは、使用される調光器の種類を特定し、調光器互換性アルゴリズムを使ってその調光器にライトを適合させ、白熱電球を長年使い続けた消費者の目にも違和感のない滑らかな調光を提供します。このような適応性のある巧みなデジタル信号処理テクノロジは、従来のアナログ・コントローラでは不可能です。
テストで確認されたほぼ100%の調光器互換性
シーラス・ロジックは、全世界から200種類を超える調光器を入手し、既存のソリューションとCS161X製品のパフォーマンスを測定する互換性テストを開発しました。この調光器互換性テストでは、120V用と230V用の製品を対象とし、単体テストと5個および10個を並列に接続した複数構成でのテストを実施しました。調光器互換性を評価するために、(1) 機能性、(2) フリッカフリーの安定性、(3) 滑らかな調光性、(4) 調光範囲(最大~最小)の5項目を測定しました。シーラス・ロジックのCS161Xは、これらのテスト測定でほぼ無傷のスコアを記録し、98%の互換性を達成しました。最も好成績の他社製LEDコントローラでも互換性は71%であり、現在使用されているLEDコントローラの平均値は50%でした。
CS161Xファミリー製品に関する情報
CS161Xは、シーラス・ロジックLEDコントローラ・ソリューションの新しいラインナップであり、LEDライトの主要メーカーが複雑なエンジニアリング上の課題を解決し、LEDの大量販売を促進できるように設計されました。CS161Xファミリーに採用された適応性のある独自の調光器互換アルゴリズムは、照明スペクトル全域にわたってクラス最高水準のフリッカフリーな位相型調光を可能とし、リーディング・エッジ、トレーリング・エッジ、およびデジタル調光器を使って発光を0%にまで下げる「ディープ・ディミング」にも対応します。
CS161Xファミリーは、可変伝導モード・昇圧型コンバータ(CRM/CCM)を集積化し、力率改善と、一次側制御による、定電流出力、擬似共振フライバックまたはバックの出力段による調光器互換性を実現します。これには、100~120 VACおよび220~240 VAC線間電圧向けのソリューションも含まれます。
シーラス・ロジック初のLEDドライバ・ファミリー製品は調光器互換性の課題を解決しますが、製品ロードマップではさらにLED発光色とシステム・コスト削減への業界からの要望に応えることが計画されています。これは、シーラス・ロジックがLED製品に引き続き長期に投資する姿勢を示すものです。
価格および出荷状況
CS161Xは、現在、量産化に入っています。16ピンSOIC形式のパッケージで入手が可能であり、価格は100,000個発注時に1個当たり$0.81(米ドル)です。
ビデオおよびプレスキット
シーラス・ロジックのTruDimテクノロジを従来型LED電球の調光性能と比較したデモ・ビデオをご覧いただけます。YouTubeのこちらで再生してください。ニュース・メディアの登録メンバーは、シーラス・ロジックWebサイトのメディア・セクションでプレスキットを参照できます。
シーラス・ロジック社について
シーラス・ロジックは、広範なイノベーティブな顧客向けに高精度のアナログIC、ミックスド・シグナルICを開発しています。アナログ及びシグナル処理技術に関する多くの特許権を基盤として、オーディオおよびエネルギー関連のさまざまなアプリケーション向けに最適な製品を提供しています。米テキサス州オースチンに本社を置き、アリゾナ州ツーソン、ヨーロッパ、日本、アジア等の各国主要都市にオフィスを構えています。
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免責事項
このニュース・リリースに記載されている事項には、過去の事実に基づく情報を除き、2012年のLEDコントローラ出荷数の予測やLED照明市場の成長予測などの見通し情報が含まれます。「予定」、「予測」、「目標」、「推定」、「見込み」、「目的」、「機会」、「見積もり」、「目指す」などの語句が使用されている場合、見通し情報である場合があります。また、将来の計画、予定、戦略、その他の将来事象または将来の状況に関する言及も見通し情報です。見通し情報は、現時点での予測、評価、および仮定に基づくものであり、一定の危険要素や不確定要素の影響により、実際の結果は現時点での見通し情報と大きく異なる可能性があります。この危険要素や不確定要素には、弊社新製品の市場シェア獲得の失敗、LED照明市場の成長予測外れ、弊社の2011年3月26日を最終日とする年度のForm 10-Kに記載されている危険要素、および米国証券取引委員会(www.sec.gov)に提出済みのその他ファイルに記載されている危険要素が含まれますが、これらに限定されません。
Cirrus Logic、Cirrus、TruDimはシーラス・ロジック社の登録商標です。ここに記されたその他すべての製品名は、名称を所有する企業・団体などの商標である場合があります。
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