シーラス・ロジック、モバイル通信とスマートフォン向けに ポータブル・オーディオ・チップ製品を拡充

CS42L73スマート・オーディオ・コーデックがスマートフォンのオーディオ性能を向上 CS35L0Xはアイドル時の消費電力を最小に

シーラス・ロジック(本社:米国テキサス州オースチン、社長兼CEO:ジェイソン・ロード=Jason Rhode、Nasdaq:CRUS)は、スマートフォン向けの革新的ICにおける これまでの成功を踏まえ、スマートフォンと消費者用モバイル機器向けの標準製品のポートフォリオを更に拡充します。

「CS42L73」はスマートフォン向けに開発した高品質、超低消費電力のオーディオ・コーデックです。「CS35L0X」はモバイル通信機器や携帯機器向けに開発したアナログ入力のハイブリッド型クラスDスピーカーアンプです。いずれの製品も、携帯オーディオ製品におけるシーラス・ロジックのリーダーシップをベースに、電池寿命の延長、音質の向上、信号管理のシンプル化、電磁干渉(EMI)の軽減といった課題に取り組む設計者を支援すると同時に、フォームファクターの小型化も実現します。

パソコン、携帯電話、パーソナル・メディア・プレイヤーの機能をひとつにまとめた機器であるスマートフォンには、インタラクティブな機能とリッチメディア・コンテンツを効率的に管理する必要性がますます増大しています。これらのアプリケーションには、高度な処理能力と大きなシステム電力が必要となると同時に、消費者は長時間の電池寿命も求めています。CS42L73コーデックは、アプリケーション・プロセッサに通常割り当てられるシグナル・ルーティングやプロセシングといったオーディオ関連のタスクを切り離すことで、消費電力の大きなスマートフォンの電力を節約して電池寿命を延長するものです。調査会社iSuppliによれば、スマートフォンの販売は2014年までに4億9,700万台とほぼ倍増する見通しです。

シーラス・ロジックのジェイソン・ロード社長兼CEOは「シーラス・ロジックは広範な消費者向けにモバイル通信用の製品ポートフォリオを拡充しています。スマートフォンや携帯機器の現実的な問題を解決し、特に、オーディオの高品質を維持しながらシステムの電力消費を低減する、CS42L73やCS35L0Xのような革新的な製品の開発を継続 することが私どもの戦略です」と述べています。

CS42L73は本日より販売を開始します。Infineon Technologies AGのXMM Gold 6260 リファレンス・デザインにも採用されています。

CS42L73は、3つのシリアル・オーディオ・ポートと非同期サンプル・レート・コンバータを備え、全体のシステム効率を高めながら、音声、音楽MP3、着信音、ストリーミング・オーディオといった各種のマルチフォーマットのオーディオ・シグナルの複雑なルーティング、プロセシング、ミキシングの管理が可能です。定格消費電力は通話時でわずか4mWで、シングルパス内に非同期サンプル・レート・コンバータとデジタル・ミキシング・エンジンを備える製品市場の中で、消費電力が最も低い製品となります。ヘッドフォンへのステレオ再生はさらに良好で、消費電力はわずか3.5mWです。

シーラス・ロジックのホワイトペーパー『Unleashing the Audio Potential of Smart phones』では、モバイル通信アプリケーションにおけるオーディオICの進化する役割について解説しています。

CS42L73は2つのアナログ・デジタル・コンバーターと、先進の高品質マルチビット・デルタシグマ・アーキテクチャをベースとする4つのデジタル・アナログ・コンバータ(DAC)を備えています。DACはグラウンド・センター出力ステレオのクラスHヘッドフォン、ライン・ドライバ、イヤーピース・ドライバ、低EMIのハンズフリー・スピーカー・ドライバを含む、5つのアウトプットを駆動できます。アナログのフロントエンドが、プログラマブル・ゲイン・アンプとオートマチック・レベル・コントロールと共に、ラインとマイク入力をサポートします。デュアル・マイク・プリアンプとバイアス・サプライがアナログ・マイク用に統合され、デュアル・デジタル・マイク向けのインターフェースも含まれています。

CS35L0X: 消費電力を下げ、オーディオ性能を向上

ノイズと消費電力を抑えつつ、モバイル端末アプリケーションに高品質オーディオを提供するという複数の課題に対処するため、シーラス・ロジックは「CS35L00」 (ゲイン+6/+12dB)、「CS35L01」 (ゲイン+6dB)、「CS35L03」 (ゲイン+12dB)のハイブリッドのクラスDオーディオ・アンプも開発しました。このアンプ・ファミリーは、先進のクローズドループ・デルタ・シグマ・アーキテクチャと特許申請中のハイブリッドのクラスD技術を採用し、クラスDの効率と出力・アイドル時の低消費電力、通常はクラスABアンプに限られている低EMIといった特長を兼ね備えています。

CS35L00アンプ・ファミリーは、零入力電流がわずか0.9mAで、最も競合する製品より40%少なくなります。これは、アンプの電圧レールを増幅される信号に適合するように調節し、アンプがアイドル状態の時や出力信号が低振幅の時に電力を浪費しないようにする、特許申請中の技術により実現したものです。独自のダイナミックな出力スイッチング周波数調整およびエッジ制御の組み合わせにより、CS35L00ファミリーは優れたEMI性能、消費電力、オーディオ品質を提供します。これらのICは、スマートフォンやその他の端末だけでなく、ラップトップ・コンピュータ、ワイアレス・ヘッド セット、デジタル・ビデオカメラ、カムコーダー、携帯ゲーム機などの消費者向けアプリケーションもターゲットとしています。

価格と出荷

CS42L73は64ボールのWLCSPパッケージで出荷します。量産体制にあり、10,000個注文で価格は1.95ドルです。CS35L00は10ピンのDFNパッケージ、CS35L01/03は9ボールのWLCSPパッケージで出荷し、ピン互換性があります。いずれのICも量産体制にあります。CS35L00は10,000個注文で0.35ドル、CS35L01/03は10,000個注文で0.32ドルです。

シーラス・ロジック社について

シーラス・ロジックは、革新的な広範な顧客向けに高精度のアナログIC、ミックスド・シグナルICを開発しています。アナログとミックスド・シグナル処理技術に関する多くの特許権を有し、オーディオおよびエネルギー関連のさまざまなアプリケーション向けに最適な製品を提供しています。米テキサス州オースチンに本社を置き、アリゾナ州ツーソン、ヨーロッパ、日本、アジア等の各国主要都市にオフィスを構えています。

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Cirrus LogicとCirrusはシーラス・ロジック社の登録商標です。その他すべての製品名は、名称を所有する企業・団体などの商標である場合があります。

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