[オースチン、2007年9月26日] – シーラス・ロジック(Nasdaq: CRUS)は、複雑なデジタル・テレビ・システム設計におけるオーディオ信号管理を大幅に簡素化するDTVコーデックCS42324/CS42325を発表しました。
多くのDTVオーディオ・システムには、各種入力源からのオーディオ信号に対応するため、外部マルチプレクサ、オペ・アンプ、入力バッファなど、複雑な回路構成が採用されています。集積度の高いCS42324およびCS42325は、こうした個別のコンポーネントを数多く寄せ集める必要性をなくし、すべてのオーディオ信号配線を管理する単一ICソリューションをシステム設計者に提供します。
CS42324の主な機能としては、ステレオ・アナログ/デジタル・コンバータ、4チャネル・デジタル/アナログ・コンバータ、入出力マルチプレクサ、ライン・レベルの入力バッファと出力ドライバのほか、ADCとDACを非同期サンプル・レートで実行する機能が挙げられます。アナログ・フロントエンドでは、5:1ステレオ入力マルチプレクサにより、選択された音源信号を、データ・コンバータに渡したり、出力ドライバに直接渡すことができます。CS42324は、最大2Vrmsのライン・レベル入力に対応しており、SCART欧州規格に準拠します。ステレオD/Aコンバータまたは直接入力によって駆動できる2Vrms出力ドライバが6つあり、各出力チャネルには、シングルエンド、単一電源のコンバータで多く見られる出力過渡特性を最小限に抑える、シーラス・ロジックの特許取得済みPopguard®技術が利用されています。
シーラス・ロジック社のミックスドシグナル・オーディオ部門で上級マーケティング・マネージャを務めるCarl Albertyは、「DTVオーディオ・ハードウェアを設計するエンジニアは、アナログとデジタルのオーディオ信号配線およびデータ変換に伴う複雑さを大幅に軽減できます。CS42324およびCS42325のシングルチップICにより、設計を簡素化し、オーディオ回路に必要な基板面積を減らすとともに、外部部品を最小限に抑え、システム・コストを削減することが可能」と述べています。
通常、S/PDIFレシーバ、メモリ・カード・インターフェース、HDMI入力、テレビ・チューナーは、それぞれオーディオ・ストリームのサンプル・レートが異なります。しかし、CS42324の独立シリアル・ポートにより、オンボードのアナログ/デジタル・コンバータとデジタル/アナログ・コンバータとを異なる非同期サンプル・レートで動作させることができるため、こうしたオーディオ・ストリームの管理に伴うシステムレベルの設計の問題を簡素化できます。同コーデックは、先進のマルチビットΔΣ型データ変換を最大24ビットの分解能と最大96 kHzのサンプル・レートで実行するとともに、単一の3.3Vデジタル電源と9V(または12V)のアナログ電源による動作で2Vrmsの入出力ドライブ能力を達成します。0.5 dBのステップ・サイズとセレクタブル・ソフト・ランプおよびゼロ・クロス・トランジッションを備えた各デジタル・ボリューム・コントロールにより、クリック・フリーのレベル調整が可能となっています。ハードウェア制御またはソフトウェア制御によるチャネル・ミュートを実装することによって、音質をさらに高めることができるほか、電源の再投入時、音源の切り替え時、クロック変動時などに発生するポップ・ノイズやクリック・ノイズを除去できます。
CS42325は、ハードウェア・レベルおよびソフトウェア・レベルでCS42324と互換性があり、3つのステレオ出力ペアの1つに、オンチップ・ステレオ・ヘッドフォン・ドライバを搭載しています。この互換性が、メーカーの製品ラインアップ全体の開発労力を最小限に抑える、拡張性に富んだオーディオ・ソリューションを提供します。
シーラス・ロジックについて
シーラス・ロジックは、幅広いコンシューマー市場や産業市場に向けて、高精度のアナログおよびミックスド・シグナル集積回路を開発しています。その多種多様なアナログ・ミックスドシグナルの特許を基盤として、同社はコンシューマーや商用のオーディオ、車載用エンターテイメントおよび産業用・航空宇宙用アプリケーションに対して最適化された製品群を提供しています。同社は、テキサス州オースチンに本社を置き、アリゾナ州ツーソン、ヨーロッパ、日本、アジアにオフィスを構えています。
Cirrus Logic、Cirrus、およびPpoguardはシーラス・ロジックの商標です。ここに記載してあるその他すべての製品名は、各社の商標です。
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