組込み型ARM7プロセッサ「EP7312-90」を発表/PC不要の録音機能もったポータブルMP3プレーヤを実現

ポータブル・デジタル・エンタテイメント機器の新分野を開拓

2002年3月13日

シーラス・ロジック(本社:米国テキサス州オースチン、社長兼CEO:デヴィッド・フレンチ、NASDAQ:CRUS)は、高速のARM-7組込み型マイクロプロセッサ「EP7312-90」を発表しました。このプロセッサにより、PC不要の録音可能なポータブルMP3プレーヤを低コストで製品化することができます。EP7312-90は、デジタル・エンターテイメント機器市場で新しい分野を開拓するプロセッサとなります。

Cahners In-Stat/MDRの上席アナリスト、Mike Paxton氏は次のように述べています。「シーラス・ロジックの高性能組込み型プロセッサEP7312-90は、業界最先端の技術によりデジタル・エンターテイメント機器メーカが、消費者の高い要求を満たす製品を実現することに大きく貢献するでしょう。またポータブル・オーディオ機器にエンコード機能を搭載することは、新しい顧客を獲得する大きなステップとなります。」

EP7312-90は低消費電力で、最大90MHzのクロック周波数で動作します。代表的なデジタル・オーディオ規格をデコードするだけでなく、リアルタイムのMP3エンコード処理にも対応します。このプロセッサは、低消費電力で高性能なバッテリー駆動型エンターテイメント機器に高度なユーザ・インターフェイスとオペレーティング・システムの搭載を可能にします。EP7312-90は、ポータブル・デジタル・オーディオ機器やセットトップ・デジタル・オーディオ機器、カー・オーディオ・ジュークボックス・システム、汎用コントローラ・アプリケーションなどの製品に理想的なプロセッサです。

シーラス・ロジックのクリスタル製品事業担当副社長Lew Paceleyは次のように述べています。「高性能のEP7312-90を採用することにより、デジタル・オーディオ・コンテンツの作成にPCを必要としない新世代デジタル・エンタテイメント製品の開発を加速化できます。EP7312-90は、リアルタイムMP3エンコード能力を充分実現可能な性能をもっています。メーカはCD/MP3データを再生しつつ記録できるポータブル・メディアやフラッシュ・ベースのオーディオ・プレーヤに製品化することができ、1枚のCD-RWディスクに音楽データを10時間以上録音することが可能です。」

EP7312-90は、MP3のエンコード処理に加えてWMA、MP3、AAC もサポートしています。

EP7312-90は、DRMなどの業界標準のコピープロテクションに対応し、かつシーラス・ロジックが独自に開発したハードウェアIDを活用するオンチップのセキュリティ機能MaverickKey(tm)技術(特許出願中)も搭載しています。

価格および出荷状況:

EP7312-90は現在出荷中で、単価設定は12.25米ドル(50,000個出荷時)です。パッケージは、208 LQFP、256 PBGA、204 TFBGAの3種類で提供され、すべて商用温度範囲および産業用温度範囲で使用可能です。

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