2001年11月8日
シーラス・ロジック(本社:米国テキサス州オースチン、社長兼CEO:デヴィッド・フレンチ、Nasdaq:CRUS)は、同社の無線ネットワーキング部門(旧ShareWave社)がBodega無線LAN製品ファミリーの本格的な生産体制に入ったことを発表しました。Bodegaプラットフォームの最大の特長は、Whitecap(tm)2ネットワーク・プロトコルを採用していることです。Whitecap(tm)2は、マルチメディアとサービス品質(QoS)に対応した業界初のWi-Fi(802.11b)認定ソリューションで、家庭およびSOHO向けに最高水準のWi-Fiソリューションを提供することができます。またWhitecap(tm)2を採用した製品は、企業や学校、空港、ホテルなどの公共分野への導入が進んでいる、Wi-Fiネットワークとの相互運用性があります。Whitecap(tm)2は、企業よりもむしろ家庭のニーズを満たすために新たに開発された、業界初のWi-Fi技術といえます。Whitecap(tm)2の特長は、(1)Hi-Fiエンターテイメント・コンテンツのサポート(MPEG-2ビデオやCD並みの品質のオーディオなど)をはじめとする独自の家庭向け機能、(2)電子レンジやコードレス電話などが原因で発生する干渉に対する非干渉性、(3)ユーザーにとって使いやすい機能、などを備えていることです。
シーラス・ロジックの無線ネットワーキング部門のゼネラル・マネージャーAmar Ghoriは、次のように述べています。「シーラス・ロジックのWhitecap(tm)2は、使いやすくまたマルチメディアに対応しており、家庭用として理想的です。またWi-Fiの認定を受け、他のWi-Fi製品との相互運用性があります。Whitecap(tm)2は、家庭内にある多様なHi-Fiエンターテイメント・コンテンツ(ビデオ、オーディオ、音声、データ)の伝送に最適です。この技術を利用することにより、魅力的な新しいデジタル製品やサービスを簡単に開発することができます」
また、Parks Associates社の研究部門担当副社長であるKurt Scherf氏は、「シーラス・ロジックの無線ネットワーキング技術によって、家庭内のデジタル・エンターテイメントは大きく変化します。データとマルチメディア・アプリケーションを網羅した完全なソリューションを求めているユーザーにとって、Whitecap(tm)2はホーム・ネットワーキングへの扉を開く重要な技術となるでしょう」と語っています。
ブロードバンド技術の普及は、無線ホーム・ネットワークの発展にとって大きな役割を果たします。無線ホーム・ネットワークを構築すれば、家庭内のコンピュータやデジタル家電によってブロードバンドをより一層活用することができます。ブロードバンド・サービスが主流になるに伴い、Wi-Fiの認定を受けたシーラス・ロジックのマルチメディア対応製品は、新しい番組企画、コンテンツ、および双方向機能を最大限に利用できるようになります。例えば、ビデオ・オン・デマンド、オーディオ・オン・デマンド、ストリーミング・メディア、高速インターネットの共有などが可能になります。さらにWhitecap(tm)2により、新たな無線コンシューマー機器が可能です。例えばネットワーク対応のセット・トップ・ボックス、デジタル・ビデオ・レコーダ、住宅用ゲートウェイ装置、無線MP3プレーヤー、モバイルWebパッド、デジタル・オーディオ/ビデオ・ジュークボックスなどが挙げられます。
Whitecap(tm)2は、IEEE 802.11eで規定された無線LAN機能を初めて実装した技術です。802.11e規格とは、現在のIEEE 802.11無線LAN規格にマルチメディアとQoSのサポートを追加したものです。Whitecap(tm)2のQoS拡張機能の主な要素は、802.11eの規格暫定案に盛り込まれています。このため、シーラス・ロジックは802.11e対応機器をいち早く商品化し、家庭特有のニーズに応えることができます。シーラス・ロジックはWhitecap(tm)2を採用した製品の本格的な生産体制に入っており、家庭向け製品は2002年上半期に発売されると見込んでいます。
Whitecap(tm)2を採用した製品には、現在、PanasonicとNETGEARの製品などで採用されているWhitecap(tm)1技術との下位互換性が確保されています。またソフトウェアでのアップグレードで正式な802.11e規格に対応できます。
Bodega無線LANプラットフォームとは、シーラス・ロジックの新製品であるCS22200シリーズ・ネットワーク・コントローラです。CS22200シリーズは、デスクトップPC、ノートPC、デジタル・セット・トップ・ボックス、住宅用ゲートウェイ装置などにおける、幅広いデジタル・インタフェースとアプリケーションをサポートします。 CS22200シリーズの製品には、CS22210無線PCI/USBコントローラ、CS22220無線PCMCIAコントローラ、CS22230無線ミニPCIコントローラ、CS22250無線10BTコントローラ、およびCS22270無線マルチリンク・コントローラがあります。
Bodega無線LANプラットフォームは、802.11bに準拠したシーラス・ロジックの無線通信リファレンス・デザインボードもあり、低コストで高性能な無線ホーム・ネットワーキングで幅広いシステム・リファレンス設計に対応できます。
シーラス・ロジックは、11月12日から16日まで米国ラスベガスで開催されるCOMDEXにおいて、Bodegaのデモンストレーションを実施する予定です。(出展場所:Wi-Fiパビリオン3843番ブース、デモンストレーション会場:The Venetianホテル)。さらに、11月28日から30日まで米国アナハイムで開催されるWestern Cable Showでもデモンストレーションが実施されます。
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