1999年11月12日
シーラス・ロジック(本社:米国カリフォルニア州フリーモント、社長兼CEO:デヴィッド・フレンチ)は、同社の3Ciソリューションが、富士通の新しいデスクトップ・ハードディスク(HDD)、XV10ファミリーに採用されたことを発表した。先週発表された富士通の新しいXV10モデルのMPF3xxxATには、シングル・プラッタ搭載の10.2 GBモデルと、マルチ・プラッタ搭載の15.3 GBモデルおよび20.4 GBモデルがラインアップされている。
シーラス・ロジックの磁気ストレージ事業部担当の副社長兼ゼネラル・マネージャー、アート・スイフトは、「HDD産業で将来的に成功するには、インテグレーション技術は不可欠である。富士通の3Ciソリューションの採用は、シーラス・ロジックの高集積化・高機能化のインテグレーション戦略が支持されたことを実証している。3Ciは定評を得ている当社の高度なミックスド・シグナル・インテグレーション技法を活用し、シングルチップで初めて、先進のPRML(Partial-Response-Maximum-Likelihood)リード・チャネル技術にUltra-ATA 66ディスク・コントローラと32-ビット・マイクロコントローラを同時に搭載することに成功した」と語っている。
米国富士通コンピュータ・プロダクツ社ストレージ製品グループ担当のポール・ハンセン副社長は、「我々の新しいXV10ファミリーは、エントリー・レベルユーザ向けのハードディスク市場で高性能製品を実現しようという富士通の取り組みを具現化したものであり、またストレージ分野のリーダー・サプライヤとしてのポジションを強固にする製品群でもある。当社の最先端のGMRヘッド技術に、シーラス・ロジックの革新的な3Ciソリューションを融合することで、私たちはPC顧客に最適な性能、機能、信頼性のある製品を提供することができる」と語っている。
3Ciプラットフォームについて
3Ciプラットフォームでは、330 Mビット/秒で信頼性の高いデータ・アクイジションを可能にするPRMLリード・チャネル、ドライブとホストを業界最速のデータ転送速度で結ぶUltra ATA 66ディスク・コントローラ、さらにシステム制御機能とサーボ制御機能のいずれも処理するARM 32-ビット・プロセッサなど、主なHDD機能をすべてシングルチップ上に組み込むことができる。3Ciソリューションは顧客のサーボ・ロジックとARMプロセッサ・プログラム・メモリも統合できるので、HDD設計を完成するためのシステム機能としては、プリ-アンプ、モータ・ドライバ、バッファ・メモリ、およびフラッシュ・メモリを残すのみとなる。