2001年度の第4四半期および通期決算を発表

通期のコアビジネス売上は50%増の7億3210万ドルに/民生用エンターテインメント向けのアナログおよびDSPに重点を移行

2001年5月16日

シーラス・ロジック(本社:米国テキサス州オースチン、社長 兼 CEO:デヴィッド・フレンチ、Nasdaq: CRUS)は、2001年5月2日(米国時間)、2001年度(2000年3月26日~2001年3月31日)の第4四半期決算と通期決算を発表しました。第4四半期の売上は1億9970万ドルとなり、第3四半期の2億800万ドルに較べて減少しましたが、前年同期の1億6020万ドルからは25%の増加となりました。このうちコアビジネスによる売上は1億9540万ドルとなり、第3四半期の2億60万ドルに較べて減少しましたが、前年同期の1億3650万ドルからは増加しました。コアの売上には、エンドオブライフ製品による売上は除外されています。

投資収益、訴訟の和解金、買収関連費用の償却などの特別損益を除いた第4四半期の純利益は、460万ドルとなり、第3四半期の2240万ドルに較べて減少しましたが、前年同期の370万ドルからは増加しました。第4四半期の在庫費用が1740万ドルとなったのは、短期的な予測からみて過剰な在庫に対する引き当てを行ったことが主な原因です。特別な損益を除いた希薄化後の1株利益は0.06ドルであり、希薄化後の株式数は8300万株でした。在庫費用を除くと、第4四半期の特別な損益を除いた希薄化後1株利益は0.24ドルとなります。ちなみに第3四半期には0.28ドル(希薄化後の株式数は8040万株)、前年同期には0.05ドル(希薄化後の株式数は6920万株)でした。

マス・ストレージ部門による売上が好調だった一方で、アナログおよびインターネットソリューション部門による売上は予想を下回りました。これは主としてPC市場の在庫調整の影響によるものです。マージンの低いマス・ストレージ装置へと製品ミックスがシフトしたことによって、全体的な粗利益率(在庫費用を除く)が37%となり、第3四半期の40%から低下する結果となりました。

2001年度通期決算

2001年度通期では、特別な損益を除いた売上は7億6800万ドルとなりました。このうちコアビジネスによる売上は7億3210万ドルであり、前年度の4億8800万ドルに較べて50%増加しました。

特別な損益を除いた2001年度の純利益は5330万ドルとなり、希薄化後の1株利益は0.70ドル(希薄化後の株式数は7620万株)となりました。これは、2000年度の純利益570万ドルや、同じく2000年度の希薄化後の1株利益0.09ドル(希薄化後の株式数は6620万株)に較べて835%の増加に相当します。

正味自己資本は4億3250万ドルのプラスとなり、2000年度末時点における1570万ドルのマイナスから改善しました。現金および有価証券から長期借入金を引いた額は、前年度における5560万ドルのマイナスから2億6540万ドルのプラスに改善しました。

Cirrus Logic社の社長兼CEOであるDavid D.French氏は次のように述べています。「シーラス・ロジックは、2001年度に実現した成長を誇りに感じています。コアビジネスによる売上は前年比50%の増加となり、長期借入金を実質的にゼロにしたことによってバランスシートも大幅に改善しました。シーラス・ロジックは、アナログやDSP技術を急成長しつつあるエンターテインメント・エレクトロニクス市場に提供するリーディング企業としての地位を強化することに成功しました。デザイン・ウィンは依然として好調であり、2002年度以降も業界のリーダーとして好業績を上げられると信じています。」

マス・ストレージ部門

「現在の経済状況、工場稼働率、消費者エレクトロニクス市場の成長、利益成長予測などを勘案すると、成長率とマージンがともに高いエンターテインメント・エレクトロニクス事業への移行が株主にとっての最大の利益となるでしょう。もちろんマス・ストレージに関する既存顧客へのサポートは継続していくつもりです。実際、富士通などを含むこれらの顧客からの売上は、今後数四半期にわたって好調さを維持し続けることになるでしょう。シーラス・ロジックは、マス・ストレージ事業による株主リターンの最適化を模索し続けるつもりです。マス・ストレージの売上の減少ペースを具体的に予測することは困難ですが、現時点では、第1四半期に20%減少すると予想しています。シーラス・ロジックは事業の重点を移すことによって、民生用エンターテインメント・エレクトロニクス市場における最大手の半導体専門企業として、アナログとDSPについての強力なテクノロジーを提供していくことになるでしょう」とFrench氏は述べています。

新しいビジネスモデル

「マス・ストレージからの移行は新たなビジネスモデルへの移行であり、今後2年間で利益率も向上することになります。半導体市況が来年初めまでに回復すれば、新しいビジネスモデルにおける目標は来年度中に達成できると信じています」とFrench氏は述べています。

新しいビジネスモデルにおける目標は以下のとおりです。

  • 粗利益率:50%(現在44%~46%)
  • 研究開発費:16%(現在14%~16%)
  • 販売費・一般管理費:14%(現在10%~12%)
  • 営業利益:20%(現在16%~18%)


将来の収益見通し

「2002年度におけるデザイン・ウィンは、アナログおよびインターネットソリューション事業全般にわたって過去最高のレベルに達するでしょう。しかしながら短期的には、同業他社と同様に収益見通しが不透明であるため、経費とリソースを注意深く管理していくつもりです。シーラス・ロジックは、常にバランスのとれたリソース配分と予想収益に見合った経費支出を実現するための調整に取り組んでいる一方で、ターゲット市場におけるリ-ダーとしての地位を維持しようと努めています」とFrench氏は述べています。

2002年度第1四半期

  • 第1四半期の総売上は、磁気記憶装置の売上減に起因して前期比10%~15%の減少となることが予想されます。マージンの高いアナログおよびインターネットソリューション事業による売上は僅かながら増加し、製品ミックスの改善によって粗利益率も上昇することが期待されます。営業経費は、2001年度第4四半期に較べて絶対額で増加するでしょう。特別な損益を除いた希薄化後1株利益は、0.10~0.15ドルになるものと思われます。


2002年度通期見通し

  • アナログおよびインターネットソリューション事業による売上は、2002年度第2四半期に40%の年間成長率を回復するものと思われます。磁気記憶装置による売上は年間を通して減少し続けることになるでしょう。営業経費は第1四半期以降、各四半期ごとに減少していくものと思われます。粗利益率は、第4四半期までに44%~46%のレベルにまで上昇するものと思われます。

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