2000年11月13日
シーラス・ロジック(本社:米国テキサス州オースチン)は、家庭用電化製品と工業計測機器向けに電力エネルギー用チップの3製品「CS5460A」「CS5451」「CS5471」を発表しました。この新しい製品は、電力使用状況をデジタル処理できるコンバータで、極めて精密な電力計測が可能であり、保守管理上での付加価値も提供できます。最優秀プロダクト賞をうけた前モデル「CS5460」と同様に高い精度と高性能のアナログ・フロントエンド(AFE) 技術を継承しています。現在、ユティリティ・プロバイダと電力計測器メーカは、同社の電力エネルギー測定技術を採用し、電気機械式電力計からデジタル電子式電力計への移行を進め、詳細な使用状況データをもとに顧客サービスの向上を図っています。
この新しいチップは、3相電力測定が必要な工業用電力計や、保守管理機能を要する産業機器装置、家庭用電化製品をターゲットにしています。故障停止が発生する前に過電流や不規則な電流振幅を検出し、内蔵シリアル・インタフェースを経由して警告を伝え、迅速に修理対応することができます。顧客が求める機能を考慮にいれ、シーラス・ロジックはあらゆるエネルギー計測の要望に対しコスト効率に優れた最適なソリューションを提供できます。
シーラス・ロジックの電力マネージメント製品マーケティング担当ディレクタ、Frank den Breejenは、「前モデルCS5460に関する最初の市場調査で、エネルギー測定の電力計器以外にもアプリケーションを見出すことができました。顧客との緊密な共同作業により新製品を設計しました。」と述べています。
「CS5460A」はCS5460とピン互換でさらに機能を強化した高性能で低コスト化を実現した計測ソリューションです。マイクロコントローラ無しのスタンドアロン・モードで動作し、低価格の外付けメモリから情報を読み取りアジャストメント調整を行うことで0.1%の精度を維持できます。電力計メーカは、強化された機能とシンプルな設計により市場投入までの期間を短縮できます。
また「CS5451」は3相電力計が広く定着している工業用電力計市場に特化した6チャネルのA/Dコンバータです。マイクロコントローラと通信するためのシリアル・インタフェースを特長とし、リセット時に初期化されてフル稼働します。また基準電圧器を搭載しています。「CS5471」はCS5451の2チャネル版で、単相電力測定用途に適しています。