2000年10月10日
デジタル・コンテンツと電子商取引の保護技術リーダーであるシーラス・ロジック(本社:米国テキサス州オースチン、社長兼CEO:デヴィッド・フレンチ)は、Maverick(tm)プロセッサ・ファミリーの最新製品「EP7312」を発表しました。Maverick(tm)EP7312はインターネット機器メーカ向けに豊富なセキュリティ・オプションを提供します。また、プロセッサ戦略市場に特化したMaverick(tm) EP7312は、これまでと同様、デジタル・コンテンツの保護とオーディオ・ファイルのデコーディングが不可欠な新しいeAppliance市場をターゲットにしています。
ガードナー・グループ社データクエストの半導体アナリストJay Srivatsaは「セキュリティはインターネット機器産業が直面している最も重要なテーマです。安価でオンチップ・セキュリティ機能のソリューションを提供する企業は、今後5年間で爆発的な成長が期待されるこの市場で優位にたてる」と述べています。
シーラス・ロジックが提供するMaverickKey(tm)技術により、インターネット機器メーカは、Secure Digital Music Initiative(SDMI)やその他の認証方法のようなハードウェアIDを使用するオンチップ・セキュリティ能力を保有できます。この革新的な技術は、レーザー・プローブ技術を使って、パーマネントSDMI仕様32ビットIDと128ビットパーマネント・ランダムID両方のプログラミングを可能にしています。こうしたオン・チップIDを持つことで、IDがチップの外にあるシステムより強力なセキュリティを得ることができます。さらに、MaverickKey技術は、セキュリティ・ファームウェアの最も微妙な部分をオンチップで可能にしています。このためカスタマーがどのようなセキュリティ技術を選択しても、その安全性は保証され、より情報の機密性が保たれます。
セキュリティのバランス
Maverick製品は、ハードウェア・セキュリティとソフトウェアの柔軟性で適正なバランスを維持していることが強みです。デジタル・コンテンツを保護する多くのセキュア・アプリケーションですでに、EP7212が採用され好評を得ていますが、今回発表されたEP7312にはさらに、ハード・セキュリティに対応する新たな機能を加えました。オンチップIDと、外部データ・バスを通過せずにセキュア・アルゴリズムを解読する能力により、製品はさらに安全になります。またMaverickLock技術は、「内部キー」で内部からチップを「ロック」することで権限がない侵入に対して完全なハードウェアとソフトウェアでの保護を実現しています。従って、Intertrust社のSpecific Rights PD(tm)ファームウェアとMaverickLock技術を備えたEP7339は、最大限の保護を得る正しい選択です。なおセキュリティ以外に、EP7312は以下の高度な機能を集積しています。
SRAMが10KB余分にあるため、設計者はプロセッサの内部コードをさらに最適化し、性能を向上させることができます。強化されたDAIは128 fsと64 fs両方のビットレートをサポートし、現在最も一般的なDACとADCでグルーレスなインタフェースを提供します。オーディオ音源の様々なサンプルレートを直接サポートする能力も強化されているので、OEMメーカは他の機能のために貴重なMIPを節約することができます。最大クロック周波数74 MHzで、市場での最高品質ARM720T(tm)製品の能力を保ち、追加ビットレートを生成する内部クロックを利用することで性能を大きく改善することができます。
ARMのワールドワイド・マーケティング担当副社長Reynette Auは「世界をリードする16/32ビット・エンベディッドRISCアーキテクチャによるオーディオ・デコーディングとハードウェア・セキュリティの組合せは、業界で強い影響力を持ちます。インターネットが使用可能な機器に必要な、高性能で低電力なデバイスの需要に応えるため、2つの企業は手を取り合い最大限の力を注ぎました」と 語っています。
EP7312の対象となる市場には次のようなスマート携帯用電子機器とコンシューマ向けインターネット製品が含まれます。
Maverick EP7312の開発キットとサンプルは提供可能です。下記のアドレスを御参照ください。 http://www.cirrus.com/corporate/contacts/sales.cfm
EP7312CVは2001年第1四半期の量産のスケジュールで、価格は$19.35(10,000個単位)を予定しています。208ピンQFPパッケージで供給予定です。また開発キットの価格は$1295から設定可能となっています。
###Maverick
携帯型インターネット・オーディオ分野をリードするMaverickプロセッサにより、第2世代インターネット・オーディオ製品設計者は、Maverickプロセッサの下記の機能を活用することで市場でのポジションを強化できます。
Maverickは、マイクロソフト(Microsoft)のWMTやインタートラストのRights PD (tm)ファームウェアによるセキュリティとデジタル著作権管理を提供し、最新の携帯型インターネット・オーディオ・プレイヤー、ネットワーク・ベースの家庭用プレイヤー、デジタル・カーオーディオ・プレイヤー、電子ブック、ウェブ・ベースのエンターテイメント、携帯用情報端末等の多様なインターネット・エンターテイメント装置向けに設計されています。2000年8月、発売後わずか6ヶ月で、シーラス・ロジックは100万個のMaverickプロセッサを出荷しました。シーラス・ロジックのMaverickプロセッサに関する詳細情報は、www.BEaMAVERICK.comをご覧ください。
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