2000年9月21日
オーディオ半導体分野で世界的なマーケット・リーダーであるシーラス・ロジック(本社:米国テキサス州オースチン、社長兼CEO:デヴィッド・フレンチ)は、パワー変換技術を専門とするインターナショナル・レクティファイアー (NYSE: IRF) との間で、デジタル式パルス幅変調 (PWM) パワーアンプの完全システム・ソリューションを開発する共同マーケティング契約を締結したことを発表しました。シーラス・ロジックの新製品となるデジタル PWM は、Crystal(r)のオーディオ・テクノロジーを具現化したもので、オーディオ・アンプの消費電力を大幅に削減し、音質を向上させ、オーディオ・アプリケーションの設計にかかわるコストおよび煩雑さを軽減します。
この契約に基づき、シーラス・ロジックはインターナショナル・レクティファイアーと協力し、インターナショナル・レクティファイアーのパワー・ドライバ IC および MOSFET をシーラス・ロジックの新しいデジタル PWM アンプ、ソフトウェアとハードウェアのサポートを含む完全なシステム・レベルのソリューションに統合します。両社はまた、PWM 技術に最適な新型パワー・ドライバ IC を共同開発し、顧客のニーズに応えるため、今後の追加製品の開発も行います。
この契約によりシーラス・ロジックは、より小型でより電力効率が良く、既存の技術よりも優れた音質が出せる次世代アンプの設計、組立、および製造のための完全にエンド・ツウ・ エンドなソリューションを、製造企業に提供することができます。
「パワー・ドライバ IC およびMOSFET のリーダーとして認知された企業とともに次世代アンプ・テクノロジに取り組むことによって、シーラス・ロジックのソリューションは、市場で大きなメリットを提供できます」、とシーラス・ロジックのコンシューマ製品事業部副社長兼ゼネラル・マネージャーの ジェーソン・カールソン は語っています。「今回の提携により、エネルギーを 1 ミリワットたりとも無駄にしない電力節約型の製品から、数キロワットの電力を必要とするハイエンドのコンシューマおよび非コンシューマ向けシステムまで、ソフトウェアおよびハードウェアのサポートを含めた完全にエンド ・トウ・ エンドなソリューションを顧客に提供できるようになり、結果として、顧客は製品化までの期間を短縮できます。」
インターナショナル・レクティファイアーのパワー IC グループ副社長 デヴィッド・タム 氏は、次のように述べています。「デジタル PWM オーディオ・アンプは、当社が業界をリードする高耐圧 IC および MOSFET 製品にとって有望な市場分野です。この市場は、両社にとって非常に大きな可能性を持っています。シーラス・ロジックとの新たな協力関係は、完全かつ付加価値のあるパワー・ソリューションを提供するという、当社の企業哲学に一致するものです。我々2社は、既存の規格に準拠した製品だけでなく、今後開発される最先端の製品も使用して、基準設計を作成します。」
インターナショナル・レクティファイアーについて
インターナショナル・レクティファイアーは、パワー半導体およびシステム・ソリューションの大手サプライヤとして、知名度の高い企業です。同社が特許権を有する HEXFET(r) パワー MOSFET、IGBT、および高耐圧 IC は、工業用オートメーションおよび制御装置、自動車両の電気系統、家電製品、コンピュータおよび周辺機器、電気通信、照明設備、衛星/宇宙船アプリケーションなどにおいて、効率的な電気の使用を実現しています。インターナショナル・レクティファイアーおよび同社のパワー・マネジメント・ソリューションの詳細情報は、www.irf.com に掲載されています。